【千葉日報】避難路や2次避難場所指定 津波に備え計画 匝瑳市

千葉県匝瑳市の避難路・避難場所の整備についてのニュースです。


避難路や2次避難場所指定 津波に備え計画 匝瑳市 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ

 匝瑳市は19日までに、津波避難計画をまとめた。沿岸部と内陸部を結ぶ県道や市道4道路を避難路に指定し、市内50カ所に現在地の海抜や近くの避難場所を周知する表示板を設置。避難場所に津波が到達する可能性を想定し、より内陸に避難する第2次避難場所10カ所を定めた。

 平たんな沿岸部には津波避難ビルに指定できるような建物はなく、避難タワー設置も計画にない。ただ、今年6月から建設工事が始まる野栄中学校4階建て新校舎(高さ約18メートル)の屋上に非常用電源や災害備蓄庫を設けるなどし、津波避難施設としての機能を持たせる。

 市は同計画とは別に新年度、海岸線から2キロ以内に防災行政無線10基の増設や、避難場所の屋内でも使える移動式無線機など25台の購入も検討している。